大田の日記

勉強が楽しくないとか言っている人がいて驚いた。話を聞いてみると、自分で問いを持って勉強していないことがわかった。そりゃあ何も考えず、目的も持たずに知識だけ与えられても吸収できないし面白くないだろうなあ。でも悪いのは自分で問いを持たないその人自身だと思うが。

「そんなこと教えてもらわなかった」とかいう人がいるけど、その発想がすでに意味不明。勉強は自分でするものでしょう。誰かに教えてもらうという発想がまずわからない。本があるんだから自分で調べろよ、と。そのためのやり方を義務教育で習ってるだろう。図書館の使い方だったり、調べ学習だったりは、すべて独学のためにあるんだろうに。そういうことから抽象化して学べないのはどう考えてもおかしい。

独学できないのは頭が悪いのではないと思う。それでは説明がつかない。そもそも意欲がないのではないか。そして意欲がないのは、マインドセットが根本的に間違っているのではないか。

この様に考えるようになった。

マインドセットがいかに重要か、意欲とパフォーマンスに影響を与えるかについてはキャロル・ドゥエックの『マインドセット　「やればできる!」の研究』を読んで欲しい。